自宅などの不動産を担保にして融資を受けられるリバースモーゲージですが、利用者は同時に返済を考える必要はありません。
融資額を決めるときに不動産物件が査定されますが、その際に査定の100%が融資額ではなく70〜80%を限度になります。
利用者は高齢者ですが、平均寿命の高い日本ですから、予定年数でリバースモーゲージの融資額を受取り、利用者がまだ生きているのに受取額がなくなってしまうという場合も考えられます。
この場合は長生きリスクということになりますが、このときの対策の考えなくてはいけないのがリバースモーゲージの今後の問題点でもあります。
しかし、返済のために長生きできないというのも、世知辛いような気もしますが、生きている間だけは、リバースモーゲージ利用者はしっかりと融資をもらえるような制度になればいいのですが、現実には難しいです。
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